子は親の背を見て育つ:
うちの父は女がすべて家事をするべきだという男尊女卑的な考えを貫いて50年以上生きてきた。
その結果、弟までが、家事は男がするべきではないと当然のように育ってしまい、弟のほうがひまでぼーっとテレビを見ているくせに、
私に「女やねんから皿洗え」と、絶対に自分でやろうとしない。
私はずっと「女だから・・・しなければいけない」という言い方に疑問を抱いている。
アメリカに行ってしまって、一年に一度だけ家に帰るようになってからは、仕事で忙しい母を助けたいし、けんかしたくないから、ぐっとこらえて
いつも言われるがままやるけど、あれは絶対間違ってる。
「女だから・・・」をなしで、ただ「皿洗って」とか「洗濯物して」と頼まれるなら、そこまで腹立たしく思わずにできるねんけどさ。
つまり、性別を理由にするべきではない。
女性の家事負担が大きくなることに私は何の異議もないけど、男性だからやらなくていいというのは明らかにおかしい。
うちの下の弟はとくに何も腹立たしいことは言ってこないけど、上の方と父はとくに「女だから・・・」と家事の一切を母と私がするのは
当然だと信じている。
そして、もうひとつ重要なことは、感謝の意を表すこと。 あたしはべつに、特別なお礼をもとめてるんではなくて、ただ一言「ありがとう」と
いうことばを添えてほしいだけ。 それだけでずいぶんやる気がかわるから。
何か(ことばの)えさをもらわないとちゃんと振舞わないなんて犬みたいやけど、感謝を表すのはやはり、何かしてもらったら当たり前のことやと思う。
これはアメリカ的な考えでもなんでもなく、時代は女も仕事をもってバリバリ働く時代へ変わっているんだから、うちの父と上の弟には考えを
少し改めてもらいたい。 頼むなら、お茶をいれたときに、せめて、「ありがとう」と言ってほしい。
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