逆らえない:
木曜日3時、いつもどおりコラボレーションをしている研究者AさんがUPennからやってきた。
わたしは4時半ごろに患者さんとのテストが終わり、その話に加わる。
ソフトウェアにいろいろバグがあったりして、なかなか思い通りの結果がでていないこの共同研究。
しばらくして、ボスとわたしが最近はまってる新しいソフトウェアをAさんにお披露目することに。
6時半か7時ごろ、ボスは帰ろうとする。
そこで、ボスは「私は帰るけど、あなたたちはまだ残ってもう少しやるのかい?」
わたしは帰りたかったんだけど、Aさんがすかさず「あとちょっとやってみたいことがあるから」と。
考え方が日本人なわたしは、ひとまわり年上で、わざわざやってきたAさんのヤル気に逆らって
「帰ります」
とはもちろん言えない・・・。
時間は経ち、8時40分。
「おっさん、いい加減にやめようよ。」
とここまで何度と心の中で叫んだことか。
わたしはなんとか「じゃぁこの辺でまた来週がんばりましょう」みたいな感じのことを言い、Aさんがやっと立つ。
それからがまた長かった。
あたしはコートを着て、帰りたいという雰囲気を出そうと
がんばっているのに、Aさんは夏から行くドイツの話をしだす。
結局、ラボを出れたのは9時で、家に着いたのが10時。
(注:うちの研究所は5時になるとみんな帰る)
もち、昼のハンバーガー以外なにも食べていないから
激ハラペコ。
データベースのクラスの課題を提出しなければいけなかったから、わたしはせっせと
夜中3時までがんばったあと、将来のことを考え出して、不安で眠れなくなる。
金曜日、ボスは、「9?! are you kidding me!!!???」と驚く。
ポスドクに話すと、「えええええ!!!!
9時!!!! ボスが帰るって言ったときに、Yokoも帰るって言うべきだった」
そういうけどねー。
かなり年上のPhDの人が時間を割いていろいろ教えてくれようとしてるのに、帰るって言ったら失礼じゃない?
日本人の考えなんかね。
先輩・先生が天下の社会で育ったあたしゃ、たぶん一生ずっとこうだよ。
だから、うちのボスがずるずる7時くらいまでするときも
わたしはよくそれに巻き込まれる。
同い年とか30くらいまでの人になら、「今日はもうここら辺で終わりましょう」って自分から言えるけど。
徹夜して仕事に行った金曜日、ぐたぐたで、3時ごろに手が震えてきて、やばいと思い、ボス帰らせてくれた。
徹夜のおかげで体調壊し、土曜日も一日寝るはめに。
もうだめ。 若くないね。
次回は早めに帰れるようにがんばります。
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