8/14/2011

《妊娠中回顧録》ものの準備 パート1

母が帰国し、翌日には旦那が3日間の出張に行き、今週はかなり寝不足&フル回転でしたわ。
特に二人が一緒のタイミングで昼寝したら、ここぞと夕食の下準備をするから自分がゆっくりする暇もなし。 眠いのだけど、体力はあってこれは本当にシャクリーのおかげです。
いくら私のエネルギーがあっても、夜の3時間でも旦那はんがどっちか一人の面倒をみるとやっぱり負担が違う。 というか、好きなDVDを観る代わりに、世話をせざるを得ない状況。w

かずきは昨日の1ヶ月検診で8パウンド7オンス(3827g)でした。
標準の20%だけれど、順調に増加しているので問題ないとのこと。

*******************************
近況はまたにして、今回は、妊娠中に行ったもろもろの準備について。

こども病院には妊娠中2回行って医療的な準備は終了。

それと平行して、他にも準備することがありました。


パート1は搾乳機について。

口唇口蓋裂、特に口蓋裂のせいで赤ちゃんの吸引する力は弱いのです。
だから、産まれる前から、直接の母乳の授乳は無理という前提でいろいろなアドバイスを受けます。
赤ちゃんの免疫のためにも、せめて6ヶ月は母乳を搾乳してがんばらないといけません。
粉ミルクにも免疫を助ける成分はもちろん入っているけれど、やはり母乳には勝てないから。

以前書き忘れたけど、1度目にこども病院に行ったときに、ペンシルバニア大学看護科の教授でもあるLactation Consultant(授乳コンサルタント)に強く勧められたのがこちら ↓↓↓
メデラ社製の病院用搾乳機。

病院用の搾乳機はモーターが強くて、一般に市販されている搾乳機より効果的なデザインになっているらしくて、これをぜひレンタルしなさいというアドバイス。

市販の搾乳機は衛生上、原則母親一人しか使用しない方がいいのだけれど、病院用は本体部分(写真左側)を使いまわせるように、母乳やその他の物質が付着しないデザインなのでレンタルOK。 買うと1300ドル(10万円超)くらいしますよ!
写真右側の吸引カップや、ボトル部分は母乳が付くのでもちろん使いまわしは絶対しません。

通常は個人負担でレンタル費を払い、吸引カップ・ボトル等の付属品も購入だけれど、口唇口蓋裂は授乳を困難にする症状だから、レンタル費はこどもの1歳の誕生日まで保険が負担してくれます。 (注:保険会社・プランによって違うのだけれど、うちの保険は一年全額負担)
個人負担の場合はどこで借りてもだいたい月60ドル。 もちろん支払える額だけれど、保険でカバーされるならそれを利用しない手はなし。

愛読者のKMCさんだけが知る、Apriaという医療器具レンタル会社とかなーりひともんちゃくあった後、Main Line Medical Suppliesからレンタルしました。 Apriaからは絶対借りないように!!!!!! 私が使おうとしたNJの支店のカスタマーサービスのおばちゃんも支店長も腐りきってて何もしませんから。


病院用とは別に、メデラ社製の市販の搾乳機も買いました。
Medela Pump in Style Advanced Backpack
ひともんちゃくあったせいで、産後すぐ病院用搾乳機が家になかったから、しばらくこれが大活躍。 もちろん外出するときは必需品。

2011年6月に調べたときは、ここのお店が一番安かったです。
電話で話したところ、オーナーのともだちが口唇口蓋裂の赤ちゃんを産んで、他の口唇口蓋裂ベビーのお母さんを助けるためにも利益はほとんどない良心的な価格にしてあるらしいです。 あ、もちろん、これは口唇口蓋裂じゃなくても誰でも買う人気の搾乳機です。


2つ使った感想は、病院用の方が確かにパワフルでグィングィンと引っ張る感触がよい。 でも、大絶賛するほど効率がよいわけではない。


ということで、搾乳機もいろいろあるんです。

もうすでにくじけそうになるときもあるけれど、粉ミルクのお世話になるときもあるけど、ミルク工場として毎日がんばります!

パート2は哺乳瓶編。

2 件のコメント:

KMC さんのコメント...

なんか最近出演(?)回数が多くて恐縮です。笑 あのレンタル会社と大変な事になっていた時でも、私の家の改装工事の心配までしてくれたようこさん、本当にありがとう。(まだ壁あのままだけどね・・・。)

まさか、さすがにようこさんに2人の子供をまかせてDVD見ていられないでしょう、エリックさん。ようこさんは頑張り屋さんだけど、無理は禁物だよ~。

y 0 k 0 さんのコメント...

>KMCさん
壁はまだあのままだけれど、ライトもついたし、窓も新しくなってよくなってましたね!

エリックはわたしが大変なのを意外とわかっているようで、ひろとのときと違って帰宅してもこどもの世話に割く時間が増えました!