オボカタさん問題、また新たな展開がありましたね。
問題発覚以降ずっと追ってきました。
4月9日の記者会見、アメリカ東海岸で真夜中の時間だったけども、2時間半の中継を最初から最後まで見たくらい。(笑)
記者会見で有力な証拠を見れることを期待していたけど、 結局変な説明ばかりでした。
一番ずっこけたのが、論文に載せたテラトーマ解析(でしたっけ?)の写真が、研究室のミーティングで使ったパワーポイントから来たこと。
専門は違えど私もしばらく研究の世界にいたのでね、基本的な流れはわかってます。
普通ね、「これ!」という画像やデータがとれたとき、ノートに細かく実験条件を書き、画像を印刷してノートに張り、パソコンやサーバー上のどこにどういう名前で保存したかも記入しておくものなんです。
パソコン上でも、フォルダーを作って後でわかりやすいように保存・管理しておくんです。
実験結果の証明ともなるような写真をパワポから持って来て、その画像を元々いつ撮ってどこから持ってきたかわからない・・・って。
呆れましたわ~。
「いろんな研究室を渡り歩いたので自己流です」って言い訳のように言ってたけど、普通は、渡り歩くものなんです。 そして、それで自己流になるっていうのもなんかしっくりきません。
大学、大学院、ポスドク、と複数の研究室に所属するからこそ様々な考え方や実験方法を学ぶことができ、偏りのない経験と知識を積むのです。
そりゃ、多少自己流になる部分はあります。 でも、自己流だから画像を間違えたとか、引用するのを忘れたとか意味不明。
そして、理研の再調査をしないという決断の後に公開されたノート画像。
これまたおったまげた~!
失礼承知で書きますが、つじつまを合わせるために病院か家で書いたとしか思いようがないです。
しかも、あれだけの内容で一ページ使うって・・・
日付もなし、数値もなし、グラフもなし。
あれじゃ調査委員会も誰も信用してくれません。
そもそも公開できるのがあの1ページだけ????
200回以上成功してるなら200ページは軽くあるでしょうに!!!
オボカタさん、あの記者会見であまりにも主張するから、もしかしたら本当に有力な証拠があるのかもと思ったけど、すいません。 全く同情できなくなりました。
私と同い年か一つ年下、まだ人生長いですね。 この先地道にがんばってください・・・。
独り言でした。
2 件のコメント:
初めまして。
いつもボタンぽちだけしていましたが
今回興味深い記事だったので初コメントです。
元々Dr.黒猫ブログから流れ着きました。
私も理系で主な分野は分析化学です。
確かにあの実験ノートはお粗末なものでした。
今のゆとりと言われる日本の大学生の子達でも
アレよりまともなノート書いてます。
(最近まで某国立大の研究室で
大学生・院生と一緒に活動してたので)
> 私と同い年か一つ年下、まだ人生長いですね。 この先地道にがんばってください・・・。
小保方さん、ここで疑念を払拭出来ないと
今後の研究者人生は終ったも同然ですよね・・・。
はじめまして!
読んで頂きありがとうございます!
分析化学ですか。 尊敬します。
うちの夫も有機化学専門だったので、報道があるたびに意見を聞きましたが、なんかおかしいよねと言っていました。
日本では誰も雇ってくれそうにないけど、海外では日本のような国をあげてのスキャンダルになってないから、バカンティ教授から推薦状もらってどこかでまた再スタートできるのかもしれませんね。
不思議なことが起こるもんですね。
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