10/19/2010

アルツハイマーの診断と製薬は困難

友達の「Dr. 黒猫さん」に脳のことを又書いて欲しいと言われたので、さっそくはりきって突っ込みすぎずに書いてみました・・・

最近バイリンガルと認知症についての投稿をしましたが、タイミングよく、TIME 最新号でもアルツハイマーの特集(英語)をしていました。

大学で認知神経科学のクラスをとったときは、アセチルコリンが欠乏した末にアルツハイマーになると覚えたけれど、この記事では、amyloidプロテインが脳神経に固まって溜まることがアルツハイマーの引き金になると書いています。

症例が増加しているにもかかわらず、国からの研究費は、がんや心臓病に比べて20分の1。

いろいろな製薬会社がアルツハイマーを抑制する薬をつくろうとしていますが、今まで成功したことがないそう。
2004年にやっと、製薬会社と政府機関が60ミリオンドルを投資したプロジェクトを開始し、血液検査と脳スキャンで数百人を調べているそうです。
これでなんとかアルツハイマーを早期に診断し、食い止める方法が見つかることを願ってやみません!

ちなみに、アルツハイマーと確定するには、現在は死因解剖しかないです。


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2 件のコメント:

KMC さんのコメント...

アルツハイマーって、診断も困難なんですか。知りませんでした。祖母がアルツハイマーらしいんですが、それも確かではないということなのか。

y 0 k 0 さんのコメント...

@KMCさん
そうなんです。 アルツハイマーはまだいろいろなことが解明されていないので、今のところいろいろな検査による推定にすぎないんですよ・・・。 特に初期は痴呆か、加齢による自然な物忘れかの境界線がわかりにくいんで。