10/04/2011

聴こえる?聴こえない? パート1

産まれて退院するまでの間に新生児が受ける聴力検査。

OAE(耳音響放射)という比較的簡単で数分でできる検査。
こういう機械で細い先を耳につっこんで数分待つ

うちの子はこれをパスしませんでした。

この方法では、口蓋裂の影響で耳の中に液体がたまっている状態で聴こえていないのか、聴力が無い状態で産まれてきたのかわからない。

そこでもっと詳しくわかる検査を受けるために専門機関へ行かなければならないことに。

ニュージャージー州の法律では生後30日以内に詳しい再検査を受けて州に結果を報告しなければいけないことになっている。

が、フィラデルフィアこども病院の聴能学科(Audiology)はニュージャージーの支所も、生後2ヶ月経つ9月初旬まで予約がいっぱい。

もちろん他の総合病院・こども病院に行くこともできたけど、フィラデルフィアこども病院で全て行ったほうが医師同士のコミュニケーションが断然うまくいくし、和輝の医療記録がそこで一括であったほうが便利だからとりあえず9月の予約をおさえる。

そして今度は州の管轄の部署に電話して法律の期限までに検査できない事情を話すと、とても感じのいい女性で、新生児の聴力検査事情に詳しい人に伝達して、誰かが電話をかけなおしてくれることに。
金曜日の午後4時半だったから、あーこれは月曜までわからないなと思っていたところ、数分後に同じ女性から電話がかかってきた!

全然期待していなかったから、このお役所の電話の早さには超感動。 (在米の人には私の感動がわかると思います)

女性曰く、うちの場合は、検査が遅れてもいいから、できたときに検査機関から報告書を州に提出してくださいとのこと。

別に遅れたから罰金を科せられるとかじゃないのはわかっていたけど、30日以降でもOKなことに安心したのと、対応してくれた女性の仕事の速さに感動。 久しぶりに気持ちよく電話のやり取りができる人に会えてすごい何回もお礼言いました。



そして数日後・・・

旦那が、「2ヶ月も待って、もし本当に聴覚を失っていたり、液が溜まっているのにほっていて炎症を起こしたり聴力が弱くなったりして大変なことになるんじゃないか。 こども病院に電話してもっと早く検査を受けられないかきいて」と言い出す。


ちなみに、旦那は和輝が大きな音にも全くビクリと反応を示さないのでとても心配していた。

わたしは、大飛のときも最初は音にいちいち反応していなかったし、そんな心配しなくても聴覚は大丈夫さと構えていた。

こっちは二人の子どもがギャーギャー言ってなかなか落ち着いて電話できる状態をつくれないから、そんなに気になるなら自分で電話しろよーとかなりイライラ。


では 続く・・・

3 件のコメント:

masefu さんのコメント...

子供を産むのも一仕事やけど、生まれてからも大変やねんなあ。
子供二人抱えて、英語でしかも専門用語で色々対応していると思うと、ホンマに尊敬の一言やわ~。
最後の一文では、私も心の中で、“もーエリック~”って呟いたわ(笑)

kumi さんのコメント...

うちも母体がトキソプラズマに妊娠中かかったから出産してから一ヶ月検診までの間何十回と子供の病院に検査しに行った。それが六ヶ月くらいは続くらしいから大変だ。今のところ子供はトキソプラズマに感染してなかったようだけど病院通い大変よね。ようこのとこは上の子も居るし。頑張って!

y 0 k 0 さんのコメント...

>マセフはん
もーほんまな、仕事中に私にメールしてくる時間使って自分で電話したらいいのにさ。 プリプリ
産まれてからも病院関係でいろいろあるんはわたしも初体験。 アメリカやと保険会社と戦わなあかん場合もあるしさ。 がんばりまーす。

>くみちゃん
妊娠中に大丈夫って検査結果でてても、産後もそんなに何度も行かないといけないなんて! 啓太君大丈夫で安心したー。 くみちゃんところも最初の一ヶ月が寝られへんし病院通いで大変やったね。