1/23/2014

口唇口蓋裂チーム検診 {2歳半}

今日はフィラデルフィアこども病院(CHOP)へ、和輝の1年に一度の口唇口蓋裂チーム検診に行ってきました。 いろいろな専門医の診察やテストを受ける大事な日。

1)まず身長、体重、頭の測定
耳から耳の長さなど、顔のパーツの細かいところまで測ってました。 全然問題なし。
これ、CHOPではPhysical Anthropologistが行います。 こんなところに人類考古学者の仕事があるなんてびっくり。 

2)次はナースプラクティショナーの問診。 これもすぐ終わり、どこも異常なし。

3)そして形成外科医(ウィンク先生)の診察。 唇と口の中を確認。
和輝さん、上手に大きく口を開けれました。
先生、いつもの満面の笑みで自分の仕事の出来栄えに満足してました。w
破裂音「パ」が鍵になるようで、和輝に言ってほしがってたけど、息子は協力せず・・・。

4)それから聴覚士のところでテスト。
ここ数ヶ月、「え? え?」と聞き返すことが多いから、何かあるんじゃないかと思ってた母の勘は大当たり。
3つのテストをしたんだけど、1つ目の鼓膜の揺れを測るテストで、左の揺れが悪いので、拡大鏡(?)で見てもらったところ、左耳のチューブが”みみんご”と一緒になってはずれていました。 おそらく耳液もたまっているのだろうとのこと。

聴神経は問題ないから、 心配しないでということでした。
右耳は全然問題なし。

ここでも和輝、じっと聴覚士のお姉さんの言うことを聞いてテストを終えました。
2ヶ月後に再検査で、それから対応を考えるらしい。 

5)形成外科に戻り、社会福祉士とお話。 特に経済的に困っていないし、セラピー等が必要ではないので、さっと終了。 学校でいじめにあったときも相談できるそう。

6)お次の歯科矯正医の診察でも、息子はじっと大きく口を開けることができました。
実は一本歯が多く生えてきてるのですが、それは将来抜かないかもしれないとのこと。
とにかく、健康な歯を保ってくださいと念を押されました。

7)後いくつ予約が入っているのだろうと思っていたら、言語聴覚士とのテストで最後でした。
絵がたくさん載った幼児用の言語聴覚教材で理解力と発言力を試してました。
結果、年齢相応でセラピーも必要なし。 病院では緊張したのか言葉数が少なかったけど、日常生活では単語でなく文でよくしゃべれてるから言語の面はこのまま問題なくいけるでしょう。
口唇口蓋裂と言語の本を読んでから1年半経ってるから、もう一度目を通しておこう。


驚いたことに、耳鼻科の予約が入ってませんでした。 今日発覚した左耳のことがあるから、コーディネーターに耳鼻科も診察を受けたいことを尋ねたら耳鼻科と話してくれたんだけど、耳鼻科も今日は耳の中を見るだけで特に何もしないから、2ヵ月後に様子見るらしい。


以上、開始時刻-午前8時半、終了時刻-正午過ぎ。 午後4時ごろまでかかると予想していたから、半日で済んでラッキー。


最後の手段としてタブレットも持ってたけど、待ち時間の間、お菓子を食べたり、形成外科の待合室で静かにテレビを見たり、いい子でした。 幸か不幸か病院慣れしてます。w

無事に終わってなにより。

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