午前3時半に下の子を起こし、最後の水を飲ませました。
ここからは一切飲み食い禁止です。
午前6時にチェックインするように言われたので、
午前4時半に家を出て、午前5時半ごろ余裕をもって病院に到着。
ダウンタウンにメディカルセンターと呼ばれるさまざまな病院が集まっている地域があり、そこまでは、渋滞がない時間でも50分はかかります。
しばらく待合室で遊んでいると、血圧測定をしたり、アレルギーの有無や最後の飲食の時間を看護師さんから確認され、7時前にやっとPre-Op室に通される。
執刀医と研修医が会いに来て、メスを入れる腰にマーカーで線を引きました。
3センチほどのとても短い線。
最近の麻酔ガスはこども用に香りがついているんですね。
麻酔科の先生がうちの子にどんな香りがいいか聞くと、迷わず「ココナッツ」とリクエストしていました。
幸か不幸か病院慣れしている子なので、「さぁ手術室へ行こう」と看護師さんに促され、
スッと立ち、後ろを振り返ることもなく手術室へ向かってくれました。
最近の総合病院はどこも同じようなテクノロジーを導入していると思いますが、
Texas Children's Hospitalでは手術の待合室に経過表示があり、
いつ手術室に運ばれ、いつ麻酔が始まり、いつ手術が始まり、いつ終わったか、すぐにわかるようになっています。
それに加えて、経過報告担当の看護師さんがおり、保護者に報告に来てくれます。
うちは麻酔が効く時間も含めて約1時間半で終わりました。
その後は看護師さんがつきっきりでモニターする大部屋に通され、4時間くらいそこで待機することに。
周りには、脳の手術をした子や、不自然な骨折をして手術になり、親が虐待を疑われている子、いろんなケースがありました。
午後2時ごろやっと病室に通されました。
テキサスサイズのひろびろとした個室で、とても快適な部屋です。
病室からの眺め 360度周りは全部病院です |
口は動かしにくいし、骨をとった腰も痛いので気持ち悪いみたいでしたが、キーボードでテレビをコントロールできるので、映画見放題で、本人は結構楽しんでいました。
もっと痛いと泣き叫ばれると思っていた私は、意外と平和で拍子抜け。
おかげで、私も久しぶりにゆっくりネットフリックスを見たり、読書したり。
(のんきな入院患者ですみません)
ただ、何も飲む気がしないというのが懸念でしたが、夜遅くにやっとアイスキャンディを食べたいと言ってくれ、アイスキャンディをペロッと1本なめました。
一定の量の液体を摂取して排尿がないと退院できないので、食欲が出てきて安心しました。
翌日、またアイスキャンディを3本食べ、シェイクも1杯食べ、尿も出たので、なんとか退院の基準をクリア。
こんな甘いものばかり食べさせていいのかと思いますが、病院側としては、とりあえず液体を摂取させないといけないからしょうがないのでしょう。
こうして、手術&入院は無事終わりました。
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